俺は2020年にコロナが始まってから5類に下がるまで、親しい人が新型コロナワクチンを打つのを止めたりしていたゴリゴリの反ワクチンであり、自分自身は1回も接種していない。結論から言うとノーワクチンでも何も問題なく生活できている。
この記事ではノーワクチン&ノーマスクでコロナ禍を終えた感想を書いていく。
コロナ禍~今の俺の健康状態
俺はコロナが始まる少し前の2019年10月に当時合法だったアカシア茶(別名アヤワスカアナログ)という幻覚剤で事故を起こして死にかけ、12月からなんとか近所のスーパーのレジで働き始めた。その頃コロナ発生のニュースがあり、ダイアモンド・プリンセス号から乗客が下船するニュースを見たときは日本が感染者だらけになって自分も死ぬんじゃないかとさえ思っていた。レジで毎日何百人と接してたら感染するとビビり、4月に退職した。半年以上幻覚剤後遺症による不安、パニック、離人感、不眠、フラッシュバックなどに見舞われていたので、単純に働くのがきつかったというのもある。
その夏はまだ暑い中マスクをしていたし、店に入る前には律儀に消毒もしていたが、2020年暮れにコロナワクチンが出てきたあたりから色んな情報を見て、コロナは大したことではないということに気づいた。そして翌年からはマスクも消毒もしなくなった。
俺はコロナワクチンが出てきてすぐ、コロナよりワクチンが危ないと直感した。なぜそう感じたと言うと、もともと逆張り人間で、何事も疑いから入り、社会は嘘だらけという前提と穿った目を持っていたからだと思う。その後ネットの友人や知り合いに打つつもりかどうか聞いたり、自分主催のLINEグループチャットに打たないほうがいいという旨の長文を送って参加者を説得したりした。説得がうまくいった例はあり、何人かの知り合いは1回も打たないか、2回目までで打つのをやめた。
2021年12月から再度働き出し、職場でも人にワクチンを打ったかよく聞いていたので『ワクチンを打ったか聞きまくる人』と認識されていたと思う。さすがにリアルで打つなと大声で言うのはコミュニティを乱すと思い、親しくなった人にのみ打たないほうがいいですよと言ったりしていた。
そうやってワクチンを1回も打たず過ごしてきたが、2023年5月8日にコロナが5類に下がるまでの間一度もコロナには感染していない。風邪のような症状が出てもPCR検査自体を一度も受けなかったので、正確には、コロナに感染したことがあるのかわからないということになる。唾液での抗原検査キットを試したときは陰性だった。一応2023年の11月に、風邪の症状のあと咳が2週間以上続くというコロナらしき状態を経験したが、相変わらず検査はしなかったのでコロナだったかはわからない。仮にコロナだったとしても、症状としては咳が長引くだけの風邪だったので全く大したことはなかった。
結局俺は少なくとも、世間で言われていたようなコロナの恐ろしい症状は経験していない。心疾患がなく喫煙者でもないからだろうと意見があるかもしれないが、70代で喫煙者で心臓の病気がある俺の親父も、ワクチンを一回も打たずにコロナ禍を終えて今も生きている。俺の情報が偏っている可能性も高いが、他にも周りでコロナで重篤化した話はほとんど聞いたことがない。当時の職場の同僚女性がコロナになり、味覚障害が長く続いたそうだが、亜鉛サプリですぐに治ったと言っていた。
当時は自分のことをワクチン懐疑派などと言っていた時期もあったが、最近は「ゴリゴリの反ワクチンです!」と言うようにしている。3年以上経ち、反ワクチンが正しかったことが明らかになってきたし、トランプが大統領になったことで今後さらに優勢になっていくだろうと思うので、反ワクチンという言葉が蔑称だろうが気にしなくなった。
マスク警察との戦い
反ワクチンの人の多くは反マスクだと言われているが、俺の場合は、マスクの感染予防効果に関してはコロナ禍が終わるまで結論が出なかった。それでも俺がコロナ2年目(2021年)からどんな場所でもノーマスクだったのは、逆張りのためということに尽きる。
人に何かを強制されたくない、人と違うことをやりたいという人間なので、外でマスクをするのは右向け右の奴隷のようで耐えられなかった。俺はむしろコロナ前はマスク好きで(目の下の静脈など顔にコンプレックスがあり、隠すため)、周りがつけていなくても自分だけつけているような人間だったのだが、コロナになってからはマスクをしたいと思った場面でも我慢してしないというくらい逆張りにこだわっていた。店員にマスクをつけてくださいと言われても「強制ですか?」「嫌です」などと言い、手の消毒も拒否した。
ノーマスクで歩いているとすぐに店員が寄ってきて「マスクはお持ちですか?」と話しかけてくるのが、指名手配されている状態で街を歩くと「スタァァァップ!」と呼び止めてくるスカイリムの衛兵みたいだなと思って面白かった。
スタァァァップ!とは [単語記事] – ニコニコ大百科
電車の中でマスク警察のおっさんに注意されたことも2回ほどあるが、無視した。マスクだけでなく、俺は人と飲食店に入ったらテーブルのパーテーションを「こんなもの!」と言ってどけていた。誰と行動するときもそんな感じだったが、女性はとにかく人に数機の目で見られるのを嫌ったり多数派に合わせようとするので、一緒に街を歩くのはストレスだった。
しかし、今となってはコロナ禍のあの非日常感が懐かしく思える。緊急事態宣言が何度も発令され、3回を超えたあたりで、一体何回発令と解除を繰り返すんだよとテレビの前で笑っていた。当時遠藤というYoutubeが居たが、彼がもう活動していないのが残念だ。彼が人気があった時期とコロナ禍が時期的に被っていて、当時の空気感を味わいたいときは今でも彼の当時の動画を見返したりする。
マスクに効果はある
俺はコロナが5類に下がってから、マスクには少なくとも『免疫力を上げる効果』はあると思い始めた。マスクの良い効果はとにかく保湿だ。マスクをすると体感で顔の肌、鼻、口に保湿効果がある。息苦しい、表情がわからなくて不気味、などには同意するが、保湿効果のためだけでもマスクをする価値はあると今は考えている。
例えば、今年春の名古屋旅行でまた体力の限界を超えて活動してしまい帰ってから扁桃炎になったのだが、帰りの電車内でマスクをせず寝ていたのがよくなかったと思っている。明らかに鼻や喉に嫌な乾燥感があった。マスクをしていれば鼻や喉が保湿でき、細菌やウィルスの増殖を防げたかもしれない。
一般的に肌も粘膜も、乾燥しているより潤っている方がいいとされる。俺は人一倍乾燥体質であり、耳垢もカサカサで、鼻の奥に乾燥感を多少感じるドライノーズ予備軍のような感じなので、保湿は欠かせない。これまで、粘膜の乾燥が最も風邪や扁桃炎など鼻・のど関連の病気の引き金となってきた気がする。
マスクの保湿効果は体感として間違いないので、最近は旅行の帰りの乗り物内などではマスクをすることが多い。みんながマスクをし始めた頃にはせず、5類に下がってみんながマスクを外し始めた頃にする、という完全な逆張りになった。
まとめ
そんな感じでワクチンを打たなくても何も問題なかったので、また何かしらの病気が流行ってもそれのワクチンも打つつもりはない。